パワハラ110番

パワハラ裁判についての基礎知識

日常生活の中で何かトラブルに巻き込まれた時、
私たちには「裁判を起こす」という権利が与えられています。

 

もちろん、パワハラもそんなトラブルの一つ。
個人同士や個人vs企業では解決できない問題だからこそ、
司法の力を借りて解決するわけです。

 

しかし、ご存知の通り、裁判にはお金も時間もかかります。
中途半端な気持ちで臨んでは、勝訴を勝ち取ることは絶対にできないでしょう。
まずは裁判のごく基本的なルールから勉強し、
裁判のメリット&デメリットについて学ぶことから始めましょう。

 

デメリットを覚悟してもなお、あなたは公平な裁きを受けたいと思えるでしょうか?

パワハラ裁判についての基礎知識記事一覧

パワハラで裁判を起こすには

パワハラで裁判を起こす。…口で言うほど簡単なことではありませんが、仮に、そう決断した場合のことを想定して、「どうすれば良いのか」考えてみましょう。まず、自分のパワハラが、どの裁判の対象になるのか判断しましょう。というのも、「裁判」といっても、実際には次の4種類があるからです。全国の裁判所が受け付ける...

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パワハラ裁判にかかる費用は?

誰が見ても明らかにパワハラだ!しかも、会社に交渉しても改善策ナシ!!…というパワハラ被害に遭っていても、裁判に踏み切る勇気が持てずに泣き寝入りする方が多いことでしょう。裁判を躊躇する理由の一つが、その“費用”ではないでしょうか。パワハラ問題に限らず、裁判を起こすには、とかく費用がかさみます。○十万?...

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パワハラ裁判を起こすメリット

パワハラの特徴は、同じ行為であっても受ける人によってその感じ方が違うという点です。そのため、Aさんにとっては「パワハラだ!」と思うことも、Bさんは「こんなのは教育の延長だよね…」という程度で受け流しているかもしれません。「あまりに些細なことで、パワハラだと騒ぐのは恥ずかしい」「パワハラかもしれないけ...

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パワハラ裁判を起こすデメリット

職場のパワハラ問題は、年々増加しているとはいえ、「裁判でパワハラを解決した」という事例はまだまだ少ないのが現状。判例が少ない=パワハラ問題解決の経験が豊富な弁護士を見つけるのも難しい…つまり、「必ず勝てる!」と期待できる弁護士の絶対数が少ないわけです。これが、パワハラ裁判を起こすデメリットの一つと言...

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パワハラ裁判の大まかな流れ

パワハラで裁判を起こす場合、民法をベースとする「民事裁判」と刑法に基づく「刑事裁判」の2通りが考えられます。前者は、人間関係のトラブルを扱うのに対して、後者は、刑法に触れる行為を伴うケース(例えば暴力)を扱います。パワハラ裁判の場合は民事裁判となるケースが多いため、ここでは民事裁判に限定してその流れ...

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