パワハラ110番

パワハラに苦しむみなさんへ

まず、あなたは決して間違っていないということを理解しましょう。
どんな理由があるにしても、人の尊厳は尊重されるべきであり、
あなたの上司、あるいは同僚の行動は行きすぎています。
あなたにはいじめや嫌がらせに遭わなければならない理由がないからです。
感情を仕事に結びつけることは避けなければなりませんが、区別ができない方がいます。
それがたまたまあなたの上司だっただけです。
部下を管理するための管理職がこんなこともできないようであれば管理職失格ですが、
昨今の人員削減で皆余裕を失っており、こんな人が多い職場が増えているようです。
そして残念なことに、あなたが苦しんでいるのです。

 

パワハラ上司・同僚はあなたの気持ちなど理解していません。
あなたに感情があるという基本的なことすら頭にはないのです。
ただ感情に任せ、怒りたいから、怒鳴りたいから、そして優越感を感じたいから、
あなたに矛先が向いているのです。
パワハラ行為の本人もこのことに気づいていないのです。
さらにたちが悪いのは、そうしたパワハラ行為が教育、指導、本人のためだと
思っているので始末が悪いです。
会社・経営者も黙認していたりするケースも多く、
あなたはまさに四面楚歌といった心境かもしれません。
しかし、もう一度振り返ってみると、何もあなたは悪くないのですよ。
たかが仕事で人の尊厳まで傷つけられることは絶対に行き過ぎています。

 

本当ならもっといい職場環境で自分の能力を十分発揮することもできるはずです。
ここで諦めてしまってはあなたの可能性を自分で断ってしまうことになってしまいます。
会社なんかいつでも辞められます。
だったら辞める前に少しでも抵抗してあげようじゃありませんか。
ぜひ勇気を持ってすこしずつ行動を起こしてください。
精神的にはとてもつらいことかと思います。
ほんの少しでも行動を起こせば周りも変化していくはずです。
それを続けていくと、知らず知らずに
あなたの自信が取り戻せていることに気づくと思います。

 

2010年10月吉日 管理人より