パワハラ110番

課長の声を聞いただけで動悸が・・・。

2011年11月21日(月)
朝礼時に課長の声を聞いただけで動悸がした。朝、自宅で用を足してきたのに下腹が痛み出して早くお手洗いに行きたいと思った。神経性の下痢だと思った。
この日からの数日間、涙を流しながら面接室から出てくる人を複数名見た。あとでその中の一人が「言いたいことを全部言えなかった(言わせてもらえなかった?)のが悔しい」と言っているのを聞いた。
彼女は今月末で退社する予定でこれが最後の面接になる可能性もあるのだから、もう少し配慮があってもよいのではないかとおもった。
午後、現場で泣いている人もいた。事情はよくわからなかったが、課長に相当酷いことを言われたらしかった。(後日、噂や本人の話で何があったのかをだいたい知ることができた。その人からは退職時に手紙をもらった。簡単ではあるが面接時の内容が記されていた。)
上司が部下を叱咤したり注意したりするのは仕方ないだろうが、こんなに職場の雰囲気が悪くなるような、双方に禍根が残るような面接にいったい何の意味があるのかと思った。

 

2011年11月22日(火)
昨日辺りまでは自分のことだけで一杯一杯でよくわからなかったが、この日はいろんな情報(噂)が耳に入ってきた。
・派遣社員の契約が12月末で切れるが、2名(その内1名は青田さん)を契約社員として残す
・その人選に不満を持っている人が派遣社員のみならず契約社員にも多いこと
・面接が原因か否かはっきりしないが、忘年会の出席を取りやめた人が多数いるとのこと。
・江川さんが、伊藤さん・坂田さん(二人とも既婚の派遣社員)に「しばらく子どもを作らないで」と言った。その為、二人は自分達が契約社員に内定したからそう言われるのかと思っていたが、実際にはそうならなかったので、失望した。
・青田さんが課長に「私、(伊藤さんや坂田さんから?)いじめを受けています」と言った。
 課長は青田さんに「契約社員に内定したことで、またそのようなことがあるかも知れない。その際は遠慮なく言いなさい。」と答えたらしい。
・伊藤さん、坂田さんは課長から「青田さんを苛めただろう」と決め付けられ、弁解もさせてもらえなかった。その為、伊藤さんは上記のことと相まってショックを受け、過呼吸を起すほど泣いてしまった。課長はその様子を見て「泣く人はよくいるから」と言った。

 

江川さんの伊藤さん・坂田さんに対しての発言には驚いたと同時に憤った。
二人をつかまえてそれは本当なのかと聞いた。
坂田「本当です。契約社員にしてあげるから向こう1年間は子供つくらないでって。」
私「この会社、普段は『仕事と子育ての両立を支援する』とかいってるのよ。それなのに…。派遣が正社員と待遇違うのは仕方ないけど、上司が部下に対して『子供つくるな』なんて信じられない。そのうえ約束破られたんでしょ?契約社員にはしてもらえないって?」
伊藤「そうなんですよ。」
伊藤さんとは些細なことがきっかけで諍いとなり、長いことろくに話しもしていなかったが、この件で彼女に同情しなんらかの力になりたいと思った。

 

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