会社でのいじめ・嫌がらせにどこまで我慢できるか
会社でいじめや嫌がらせを受けた場合、どこまで我慢すべきでしょうか。人によって耐えられないことは異なります。会社でいじめられても動じず、仕事は仕事と割り切って淡々と仕事に励める人もいれば、すっかり自信をなくして退職してしまう人もいます。
どれだけ我慢できるかは、人それぞれなのです。我慢の限界と思ったときが、その人の限界です。
我慢できないと思ったときは、無理に頑張ろうとしないことです。ストレスで体を壊します。体は資本です。体を壊してしまったら、取り返しがつきません。私はいじめにあった初期段階、つまり仲間はずれにされたり、声をかけられなくなったりした段階ではまだ耐えられる自信がありました。我慢の限界を感じたのは、隣の席に座っていた同僚が、私に聞こえるような場所で身体的な欠点についてまで悪口を言ったり、仕事で失敗したときにわざわざ他の人に報告しに行って笑ったりするようになったときに、あからさまな悪意を感じて本当に辛くなってきました。私は今まで、それほどあからさまな嫌がらせを受けた経験がありませんでした。悪意に対する免疫が少ないのです。
その結果、突然に会社を辞めることになったのです。私にはその日が限界だったということです。友人に会社を辞めたことを告げると、「おめでとう」と言ってくれました。「前々から、思ってたんだよ。なにもそこまで我慢することないのにって」
友人はさらに言葉を続けます。
「無理しなくていいんだよ。あんたが心地よいように生きたらいいんだから。これを機に、ぴったりな仕事が見つかるかもしれないし。気楽にいこうよ」
その友人は世田谷でタイ式マッサージ店に勤めています。そこではあからさまないじめはないものの、人間関係の煩わしさは耐えないようです。自分と違う価値観の人と一緒に働いていると、どうしても譲り合わなければならないときがあります。彼女は、同僚たちよりも、自分の方が多く譲っていると感じているようでした。でも、それが我慢の限界思うほどのストレスはないようです。
「今はマッサージの技術を高めたいという目標もあるし、頑張れる。限界だと思ったら、わたしも辞めるからさ」と彼女はいつもの快活な笑顔を見せてくれました。物事への拘り、仕事への執着から不必要に我慢を重ねないこと、彼女の笑顔からそれを学びました。彼女の笑顔を見ていると、「気持ちを明るくもっていければ、何事もなんとかなる」、そのような気持ちになれました。
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