気分転換しよう
いじめは解決しようと焦ってもうまくいきません。慌てずに、事態をいかに乗り切るか考えましょう。職場いじめの辛さで必要以上に落ち込んでしまわないために、気分転換する手段をいくつ持っていますか?仕事以外に夢中になれるような趣味があると、気分転換になります。職場にいる間は辛くても、趣味に没頭している間は辛さを忘れていられます。生活に張りが出てきます。また、趣味の世界で認められると、いじめによって自己評価が低くなっていても、自信が取り戻せます。楽しい気持ちになって気分転換できるのであれば、趣味はなんでもよいでしょう。
私の場合は、語学サークルを作りました。同じ語学が好きな人が集まって、楽しい時を過ごしています。運営は大変ですが、やりがいもあります。メンバーのほとんどは私が会社のいじめに悩んでいることも知っているため、アドバイスをくれたり、心配して電話をかけてくれたりします。会社ではダメでも、サークルでは受け入れられているので、深刻に悩まずに済んでいます。私にとって、大変ありがたい存在です。
視野を広げる
職場と家の往復だけの生活。そんな狭い世界にいると、職場での人間関係がうまくいかなくなったときのダメージは甚大です。だから、視野を広げてみましょう。視野を広げて、外の世界に目を向けてみると、職場での常識とされていることが、外では通用しないことだってあるとわかります。
ある友人の会社は、毎週金曜日に給食があるそうです。社長がハヤシライス好きなので、献立は決まってハヤシライスです。社長のレシピどおりに、女子社員たちが作ることになっています。レシピどおりに作るためには何時間も煮込まなければならず、一時間おきに女子社員が交替でかき混ぜに行きます。当然仕事にも差し支えが出てきます。入社当時、この給食制度に戸惑いを覚えた友人ですが、今では特に違和感もなく、習慣として受け入れるようになったそうです。
このように、外の人間からするとありえないようなルールでも、内部ではあたりまえのようにまかり通っていることもあるのです。世界にはいろいろな人が住み、さまざまな価値観を持って生きていることがわかると、職場には馴染んでいない自分でも、外には自分の居心地のよい場所もあるに違いないと考えられるようになります。
視野を広げるためには、旅に出たり本を読んだりすることが手軽かもしれません。その時間も見つけられない人には、映画がおすすめです。特に、行ったことのない異国の地が舞台となっている洋画は、私たちにはまだまだ知らない世界があるのだということを思い出させてくれます。そして、世界には、私たちと異なる価値観、習慣の中で生きている人もたくさんいることが見えてきます。そんな見知らぬ世界の物語の主人公に感情移入しているうちに、映画のカタルシスも相乗効果となり、職場という小さな世界の中で縮こまっていた心がほぐされて、気持ちが楽になってくることでしょう。
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