パワハラ110番

嫌な上司だからこそ、コミュニケーションが大事!

話しかけても無視される、相談してもまともな答えが返ってこない。
…こんなパワハラ上司との付き合い方にお悩みではありませんか?
人前で罵倒されたり、暴力を振るわれたりするのも辛いですが、
自分の存在を“無いもの”とされるのも相当なストレスです。

 

精神的に参ってしまうことが多いかもしれませんが、
そんな相手だからこそコミュニケーションを大切にして欲しいのです。

 

所詮、他人は他人。
どんなに言葉を重ねても、100%分かり合うことなどできません。
まして、「苦手だ」「嫌いだ」「近づきたくない」と思う上司とは
どんどんココロの距離が離れてしまいます。

 

実は、「放置型」のパワハラ上司の中には、
「注意するだけでもパワハラ扱いされるかもしれない」という恐れから、
部下とコミュニケーションを取ることに憶病になっている人もいるのだとか。
ひょっとしたらあなたの上司も、パワハラを懸念するあまり
部下との付き合い方がぎこちなくなっているだけなのかもしれません。

 

無視されても、とにかく報告すべきことはきっちり報告すること!
パワハラされても、上司は上司です。
そう考えてクールに構えていれば、
相手も自分がいかに子供じみたことをしているか気づくと思いますよ!

“クッション”を探す

仕事だから仕方がないと分かっていても、
パワハラ上司と一緒に仕事をするのは精神的にキツイものです。

 

ちょっとした一言に噛みつかれ、地雷を踏んだが最後、
人前だろうが徹底的に罵られ…。

 

そんな場合は、パワハラ上司との間に“クッション”を挟みましょう。
どこの世界にもいますよね、誰とでもうま〜く付き合える人!
そういうタイプの人を、クッションとしてうまく利用すれば良いのです。

 

パワハラ上司とも比較的いい関係を築いている人が、まさにそのクッション!
パワハラ上司に仕事の報告しようとする場合には、
近くにその人がいるタイミングを狙いましょう。
命令系統としてパワハラ上司との間に入ってもらうことができれば
ベストなんですが…。

 

このクッションをはさむだけで、
あなたのストレスはかなり解消されるハズです。

パワハラ上司への反応を工夫してみる

30年、40年…と生きてきた中で形成された性格や考え方を、
出会ってほんの数カ月〜数年程度の人間が変えることはほぼ不可能です。

 

つまり、パワハラ上司を変えることはできません。

 

それでも上司とうまくやっていきたいのならば…
もう、パワハラを受ける側である自分自身を変えるしかありませんよね!?

 

まずは、パワハラ上司のどんな点が一番ストレスなのかを見極めることです。
そして、なぜその行為に対して不快感を感じるのか、
今度は自分自身を分析します。

 

このようにして、「パワハラを受けている」という状況を
冷静に&客観的に見ていけば、
気づかなかった新しい事実が見えてくるかもしれません。
(例えば、自分でも気づいていなかったコンプレックス。
自分をパワハラ上司の意外な共通点…等)

 

被害者の立場ではどうしても感情的になりがちな問題ですが、
一呼吸置いて状況を俯瞰する余裕があると良いですね。

自分のキャリアをムダにしない!

パワハラ上司に振り回されて、仕事がおろそかになったりしていませんか?

 

パワハラ上司は、部下の能力を台無しにするダメ上司でもあります。
そんな上司のせいでせっかくのキャリアアップのチャンスを逃してしまった…
なんてことにならないように、目線は常に外に向けておきましょう。

 

パワハラ上司との関係にばかり目を向けていては、
あなたの気持ちもキャリアもどんどん委縮してしまいます。
部外や社外の人とのつながりを大切にして、
どんどんネットワークを広げていきましょう。

 

イザと言う時は、辞めて転職するという道だってあるんです。
バカなパワハラ上司のために、
あなたの人生まで棒に振ることはありません★